第5回 企業における数値について

これまで、個人生活と数値、続いてプロ野球における数値について考えを書いてきた。

次は、企業(会社)に当てはめて考えてみよう。

大多数の社員は、出勤時にタイムレコーダー(ちょっと古いか)を押して、退社時に押す。

すると、出社時間が記録され、退社時間も同様に得られる。

これが、企業における数値の基本のように思われる。

何年何月何日は、何時何分に出社した、退社した。これが全てだろう。

営業職なら、これとは別に売上だの粗利益だの目標値と実績の比較などが加わるだろう。

製造業だと、会社によって様々だと思うが、何をいくつ造ったか(製造目標と実績)などは

数値化している会社も少しは有るだろう。

エイピーリファイン社が唱える「TOTALソリューション」は、

「どこで」「なにを」「いつから」「いつまで」使って、「いくつ」造ったか。

不良品が「いくつ」出て、その「理由は何か」などもリアルタイムにデータ化すると言っている。

こうした、正確な実績の数値は、「数値経営」の実現と、社員の「モチベーション」を

高めるはずだとは思うが、まだ導入している企業がほどんどない。

企業こそ、生産性や品質、社員の評価、投資と回収などなど、数値を正確に把握して初めて、

「数値経営」(目標設定、組織や社員の評価)が出来るのだと思うが、

現実の多くは「売掛金・買掛金」等の財務的情報が中心になっていることから、

当然具体的な数値評価は出来ず、人事においては「まじめに」や「遅くまでご苦労様」などの

感覚による評価が中心になっているのではないだろうか。

 

次回にもう少し考察を深めてみよう。

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