ある日、和合の自然素材生活館二階”茶楽”に知人S氏がやって来て

「朝日さんはUXだね」 と言って写真の本を見せた 。

 

「何それ ? 知らんけど・・・」
“ユーザー目線で物事を考える人”だそうだ。
そう言われると思いだす。この図書館の本に貼ってある蔵書ラベル。

 

今は昔、約四十数年前に関与した図書館システム※は、

正に利用者と図書館員両者にも満足度の高い機能を考えたな、、、と
彼の言うUXとはあの事になるか、、


写真は初期モデル。松江の図書館にて。
蔵書ラベルのバーコードを読んで貸出管理をするシステムだ。
バッテリー電源でさらに小型なので、貸出カウンター・返却・棚卸、

さらに移動図書館車にまで使えて大活躍だ
※本に管理用のバーコードラベルを貼り、それを読むことで、

貸出~返却・棚卸をコンピュータシステムで管理すること。

 

そして朝日が手掛けた製品で最も客先から評価されたモデルがこれだ。
39才頃の作品になる。

これは企業用製造業向け、さらになんと“その3”で話題にした、

レクサスUX製造元グループに特化したモデルとして企画した。
「かんばん」という現品票のバーコードを読み取り、自動車部品の受発注をコントロールするシステムだ。
機能、サイズ、速度、価格、アプリ、発展性、保守性、など

顧客満足度の高さと経済性のバランスに苦慮した思いが、、
これが朝日のUXだね。

 

さらに次回につづく