リライトカード

 

リライトカードの特徴
リライトカードは、異なる温度で加熱することにより、発色・消色を行う媒体です。繰り返し何度も書き換えられるという特徴を持ちます。現在「紙」で運用している帳票をリライトカード運用に置き換えることで、紙の使用を削減し、CO2の排出量抑制にも貢献します。熱直接発色方式の採用により、トナー及びインクリボンを使わないためランニングコストを削減します。
 
リライトカード構造図
印刷・消去・再印刷を繰り返し行うことができるリライトカード内にICタグを内蔵。カード表面に作業者が目視で確認する情報を印刷し、ICタグに情報機器が認識するデータを記録します。

ICタグは任意に使用可能な316バイト※1の記憶領域を持ち(I-code SLIX2の場合)、各種の端末から非接触でデータの読み取り、書き込みを行うことができます。ICタグはおよそ10万回の書き換えが可能です。※運用状況・使用環境により書き換え回数は異なります。

また、リライトカードに封入可能なICタグは、それぞれ周波数の異なるHF帯・UHF帯を用意しております。HF帯のICタグは短距離通信となっており、1対1で確実に読み取ることが可能です。HF帯のICタグでは近接した短距離(数ミリ~数センチ)で通信することができます。

一方、UHF帯のICタグは長距離通信となっており、複数のモノを一括で読み取ることが可能です。UHF帯のICタグでは、リーダーの性能にもよりますが長距離(数センチ~数メートル)で通信することができます。業務や用途に合わせてご利用ください。
リライトカードラインナップ
価格・納期についてはお問い合わせください。

■リライトカード一覧

名称 サイズ(mm) 厚さ(μm) ICタグ 対応機種 カード型番 発色
Cカード 85.6×54 410       黒色
HF帯 AP-436B CI41
UHF帯 AP-436C CH41
Kカード 85.6×145 410       黒色
HF帯 AP-436B KI41
UHF帯 AP-436C KH41
 
ICタグ
弊社で取り扱っているICタグの仕様です。なお、取り扱いのICタグは状況により変更する場合がございますので事前にお問い合わせください。

■参考資料:ICタグ仕様

名称 メーカー インターフェース 通信周波数 メモリ容量※1

(HF帯)

I-CODE SLIX2

フェニックス ISO15693 準拠の非接触近傍型 13.56MHz 316バイト

(UHF帯)

Higgs

エイリアンテクノロジー EPC globalClass1Generation2
(ISO/IEC18000-6TypeC)
860~960MHz※2 64バイト
※1 ICタグのユーザー領域は、使用機種や設定によって表記値より少なくなることがあります。
※2 電波法改正により周波数が変更となることがあります。

 

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